WEBデザイナー「残業の少ない会社に転職しようかな…」と思っているあなたへ

WEBデザイナー 残業 転職

WEBデザイナー「残業少ない会社に転職しようかな…
制作会社に勤務しているデザイナーでそう思っている方は多いと思います。

私は6年ほど制作会社でWEBデザイナー兼、フロントエンドエンジニアとして勤務していました。
多忙な月は残業100時間越え会社に寝泊りした事も多々ありました。
転職を考えたのは3年目の事でしたが転職に踏み出す自信が持てず、気が付いたら6年在籍してました。

私の転職に踏み出せなかった理由と、自信を持つために学んでよかった事をこの記事で紹介します。
これから転職を考えている方の手助けになればと思います。

転職に踏み出せなかった理由

同業他社に転職を考えた時、自分が人間的にも技術的にも通用するのか?
その疑問が転職を踏みとどめた1番の理由でした。
具体的な内容は下記で説明します。

実務未経験で入社(経験不足)

実務経験がなく独学でやっていたので、理不尽な仕事量や、仕事割り振りだとしても
仕事が終わらないのはすべて自分の技術不足のせいだと思っていました。
実際に先輩は自分より質良く量もこなしていたので先輩のレベルに追いつかなければ自信ももてないし、転職しても根本は変わらないと思っていました。

html,css(sass),Javascript,PHPの知識不足

主な作業はサイトの更新作業が多く、Javascript,PHPなど触れる機会もすくなかったため一人でサイトを立ち上げる自信が持てなかった。
このままでは他社にいっても何も変わらず、使い物にならないと思っていました。

スケジュール管理、後輩教育経験不足

プロジェクトに関わるようになっていたが、先輩が考えたスケジュールで日々作業をしていた。
案件一つ一つの工数出し、スケジュール管理のノウハウがなくプロジェクトを一人で進めていく力が不足していました。
くわえて後輩の教育経験も少なく、教えるという経験は自分を成長させるため。
自分の管理をしつつ周りを見れる力を持たないと転職時に他の経験者デザイナーに劣ってしまうと思っていました。

ディレクター業務の把握

制作側の仕事しかしていなかったため、ディレクターは何を考えクライアントと話して、制作陣に指示をするのか?
ディレクター指向で考える事により案件の本質がみえるだろうと推測していた。
制作するのは時間をかければ誰でもできるという考えがあったので転職を考えた時、他のデザイナーにはない考え方を持つ必要があると考えました。

自信を持つために学んでよかった事

結論からお伝えすると、自分に自信がない部分を克服させました。
その結果転職を考えた3年目から3年たってしまったのですが…

Javascript,PHP

在籍していた制作会社では分業されておらず
デザインもコーディングもできる方が大半でしたがJavascript,PHPを得意とする人は限られていました。
自分に自信をもつためにJavascript,PHPは徹底的に学びました。
そのおかげでフロントエンド業務には困らないレベルの技術はつきました。

スケジュール管理

在籍していた制作会社で進んでプロジェクトの立ち上げに声をあげました。
自信でスケジュールを作成、管理して後輩を一人付けた事により教える力を養い自身も成長することができました。
※正直しんどかったですが、今後の自分の糧となると割り切りました。

ディレクター業務の把握

プロジェクトの立ち上げに携わるようになってディレクターとの交流も増えました。
そこからディレクター指向を学び制作とディレクターの考えを持てるようになりました。
※これは完全に棚から牡丹餅でしたね(笑)

自信がない部分を克服して見えた事

自信を持つためにがむしゃらに頑張っていたら5年目にして役職を得る事ができました。
しかし…サイトの制作技術、プロジェクトの進行管理、後輩の指導、ディレクター指向これらを学んで自分に自信が着いた時
私が思った事は
制作だけではなくWEBマーケティングもしたい」でした。

そこから転職活動をするのに迷いはありませんでした。
長年育てていただいた会社の上司、先輩に転職の相談を切り出し、退職日を先に決めました。
転職エージェントに登録し「WEBマーケティングもしたいから自社サイトのWEBデザイナーの求人を!!!」と相談し現在の会社と出会いました。
年収もあがり、残業時間も月10時間くらいになり平日も自分を高めるための時間に回せています。

残業が多いという理由から考え始めた転職がまさかこのような形になるとは思ってもいませんでした。
転職を考えている方にはぜひ1度、自分自身の見直しをしてすばらしい会社、仕事に出会ってほしいです。

まとめ

  • 転職願望は自分の弱点を見直せる機会
  • 制作を突き詰めたらWEBマーケティングに興味を持った
  • 転職は自分に自信を持てるようになってからでも遅くない

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